新型コロナ後遺症6.鼻腔共鳴ができない

主訴:思うとおりに声が出ない。

慢性上咽頭炎との診断です。


声を使うお仕事上、思うとおりの声が出ない、せき込んでしまうといった不調はとても問題です。鼻腔共鳴という技術があるそうですが、それがしにくい。

後鼻漏があります。左耳も蓋をされたようにボーっとしたり、二重に聞こえたり、パカパカする感じもある。


つまり、のど、鼻、耳、全部辛いわけです。

顔面の症状って複数が同時に出たりするので地獄なんですよね。

私もそうだったのでよく理解できます。


診てみると、舌と顎の動きがとても悪くなっています。声を出して、音を鼻に当ててもらうと響き方が場所によってまったく違うことに気づきます。

そういう事は普段、自分で知りようがないのですが、こうして一緒に確認してもらうとよく理解できます。

探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ