• Blog
  • 誠花堂FAQ 質問コーナーへ
  • 誠花堂ホームページへ
  • Instagram
2026.05.14 03:35
あなたは「ヤンキー座り」ができますか?足首の硬さが招く将来のリスク | 鍼灸院 誠花堂 福岡市 薬院駅徒歩2分
「だから何だと言われそうですが、わたし、ヤンキー座りができないんです」そんな会話が極々まれにあります。水洗トイレでは不便しますが、確かに日常生活ではそう困ることはなさそうです。しかし、この事は健康上、意外と馬鹿になりません。ヤンキー座りができないということは、単なる「体の硬さ」以上に、将来の健康リスクを示唆している場合があります。なぜ座れないのか?主な原因は「関節の可動域不足」と「筋力バランス」です。足首(足関節)の硬さ: アキレス腱やふくらはぎが硬く、足首を曲げる角度が足りないと、後ろにひっくり返ってしまいます。股関節・膝の柔軟性: 股関節が十分に開かない、または膝を深く曲げられないことも要因です。筋力不足: 前すねの筋力が弱いと重心を前に保持できず...
2026.05.14 03:30
現代の「髄海不足」— コロナ後遺症とビタミンD、そして腎精の関係
今日は、国立大学法人・岡山大学が発表した「コロナ後遺症診療におけるビタミンD測定の意義」という興味深いテーマを、東洋医学のレンズで読み解いてみたいと思います。コロナ後遺症で悩む方々が訴える、抜けない疲労感や「ブレインフォグ(脳の霧)」。これらを東洋医学の視点から見つめ直すと、ある一つのキーワードが鮮明に見えてきました。それが「髄海不足(ずいかいふそく)」です。1. 「腎」は骨を主り、髄を生じ、脳に通じる東洋医学には、数千年前から伝わる身体の設計図があります。「腎主骨、骨生髄、髄通於脳」(腎は骨を司り、骨は髄を生み、髄は脳へと通じている)私たちの生命力の源である「腎(じん)」が蓄えているエネルギーを「精(せい)」と呼びます。この「精」が形を変えたものが、...
2026.05.07 01:45
「痛くて涙が出る、話すのが辛い」食事もままならない顎の激痛を救った鍼灸の力 | 鍼灸院 誠花堂 福岡市 薬院駅
顎が痛くて食事ができない。痛くて涙が出る。人までお話をしないといけないお仕事なのに、人まで話すのが辛い。そんな状況だったそうです。元々、顎関節に異常があったそうですが、ここまで痛くなることはなかったそうです。一回目の施術は合谷穴を主に用いた遠隔治療で終えました。夜には「3割ほど痛みが取れた」とお喜びの報告を頂きましたが、私からすると3割程度なので、相当強い症状に思えます。その後、大きく開口しづらいという障害は残りましたが痛み自体は取れました。
2026.04.27 05:53
アブレーション手術後も続く不整脈。1日100回の「脈飛び」が数回で改善した理由 | 鍼灸院 誠花堂 福岡市 薬院駅
病院でのアブレーション手術したけれど、不整脈が改善しなかった。そんな話はポツポツ効きます。それで鍼灸治療を何件かで受けて回ったけどよくならなかったというAさん。この方は結局、3,4回くらいの施術でほとんどの不快症状が起こらなくなりました。アブレーション手術とはカテーテルを体内に入れていって、不整脈の原因となっている心筋を焼き切る手術もしてきたそうです。急性であればほとんどは治ると言われていますが、この方は病歴が長かったせいか、あまり効果的ではなかった。一年以上、発作が持続するような心房細動だと負担が重なり、心不全を招いたり、脳梗塞の原因となったりしますので怖い。1日1回、脈が飛ぶだけでも相当不快らしく、「心蔵にドクンと急に来て気持ち悪いし、不安だ」とい...
2026.04.19 00:45
古代中世における吐法
2月は安田無観先生が来福され、吐法の歴史をざっと概観して頂きました。黄帝内経素問の時代にはあった吐法は次第に廃れていったこと。それを金代に張子和が古道を遡って再興したこと。この辺は舘野正美氏の「日本漢方医学における吐方について:江戸時代医学の一様相」にも詳しいです。また、この論文では吐法を継いだ喜多村良宅の臨床の一端も伺えて参考になりました。〈吐証候法〉では吐方の適応について述べるが、その場合、疾病の根源が〈心胸〉にあって、所謂〈巨里の動〉即ち心尖拍動が上亢して(動機がはげしくなり)〈䊡中〉(胸元)や〈缺盆〉(喉元)にまで至る者が〈宜吐之候〉(吐するに宜しきの候)であり、〈䊡中無動者〉(䊡中に動なき者)には吐方を講じてはならない(喜多村, 1817: ...
2026.04.09 05:25
鍼は刺さなくても効果がある?「びっこを引く股関節痛」が翌朝に癒えた理由 | 鍼灸院 誠花堂 福岡市 薬院駅
ジャンプした後の着地時に股関節を痛めたという中学生。放っておけば治るだろうと、1週間放置していたが治らない。歩くのも痛くてびっこを引いている。股関節を伸展しても痛むが、足を持ち上げるのもつらい。普通、筋を痛めた状態だというと思います。で、普通はここに鍼を何Cm指して、何々筋に当てるとかそういう話になると思うのですが、それがすべてではないという話です。鍼が猛烈に怖いというので、鍉鍼を使って施術をしました。鍉鍼とはつまようじのような形をしています。刺さらない鍼です。その刺さらない鍉鍼でやりました。だから、私はこの中学生に鍼はしましたが、刺していないんです。そういうと驚く人も多いのですが、鍼は必ず刺して使うものだと思っている。この症例では患部にも、物理的には...
2026.04.03 05:40
仕事中に100匹の蚊が飛んで見える?飛蚊症と眼圧を同時に整える鍼灸の可能性 | 鍼灸院 誠花堂 福岡市 薬院駅
飛蚊症という病気があります。眼の中で蚊が飛んでいるように見えるという症状です。元々は緑内障の治療、急激に眼圧が上がってしまったという事で来院されていました。それが、面白いことに眼圧が降がるのと同じくして”蚊の数”が減っていきました。「最近、飛んでいる蚊が4匹くらいになった」とお喜びの声を頂きました。・・・でも、まだ4匹も飛んでいるんだ。と、思い「治療前は何匹くらい飛んで見えたのですか?」と問うと、「100匹くらい」という驚きの答えが飛んできました。
2026.03.26 04:25
ハイテク機器が見落とした「一目瞭然の違和感」とは | 鍼灸院 誠花堂 福岡市 薬院駅
原因不明の腹痛が10カ月ほど前から続くそうです。大腸、胃、子宮・卵巣も検査して頂いたものの、原因がわからない。CTにもMRIにも映らない。血液検査をしても異常がない。気のせいでしょう、という話になりがちな話。結局、一回の施術でほとんどよくなってしまった。ちょっと触ってみたら、「ここだ」というところが一目瞭然過ぎる。逆に一体なにがそれほど大ごとだったかのか。「散々検査してもらうことで、よく見て貰っている」と勘違いしがちですが、しかし、今の医療では触診をあまりしません。ハイテク機器で見ることの方がより正確で確実な、正規の医療であるような錯覚を医療者も患者側も持っている。ちょっとでも実際に触ってみれば、少なくとも「なにかおかしい」くらいには気づけるチャンスが...
2026.03.19 04:54
「ひとりだけ滝汗」はエネルギー漏れのサイン?東洋医学で解き明かす汗と集中力の深い関係 | 鍼灸院 誠花堂 福岡市 薬院駅
汗と集中力に関する考察です。例えば、「汗かきの人=集中力がない」とはなりませんが、東洋医学における”腎”の概念を通じて一部、重なり合う部分があります。
2026.03.12 00:40
その不正出血、体からのサインかも?知っておきたい原因と東洋医学の「止血」の考え方 | 鍼灸院 誠花堂 福岡市 薬院駅
突然、不正出血が始まったという女子大生。よく原因は分からないらしい。しかし、東洋医学的に診察してみると、風寒の邪に傷られて発症したことが分かり、3回程の治療で出血が止まりました。傷寒による熱入血室のとても軽いバージョンだったので、早く良くなりました。この辺のことは『傷寒論』を学べば学習できます。傷寒論解説書は山ほどありますが、横田先生の『傷寒論神髄』は鍼灸師による鍼灸師のための傷寒論なので、大変ありがたい本です。不正出血とは?月経(生理)期間以外に、性器から出血することを「不正出血」と呼びます。鮮血が出る場合もあれば、茶褐色のオリモノのような状態もあり、期間や量も人それぞれです。「少し様子を見れば治るだろう」と放置されがちですが、背景には大きく分けて3...
2026.03.05 01:10
歯を治療しても消えない痛み。大学病院で原因不明と言われた歯痛が、なぜ鍼で治るのか | 鍼灸院 誠花堂 福岡市 薬院駅
以前も取り上げたことがあるような、よくある話ですが。。。歯痛で根管治療もしたが、まだ歯が痛い。最後に蓋をかぶせないといけないそうなのですが、それも痛い。なんなら痛みは増していて、それで放置したまま。大学病院でも見ていただいたそうですが原因も分からず解決してない。そうして一年以上が経過しているという。
2026.02.26 02:50
「腰の痛み」と「口臭」の意外な共通点。原因は身体に溜まった“食毒”だった? | 鍼灸院 誠花堂
【主訴:右の鼠径部のあたり、やや外側と下腿が痛い・重い】確かに右腰まわりには筋緊張も強く、また神経痛特有の兆候もあります。東洋医学的な所見を取ると食毒が多く、これが今回の神経痛の原因だと思いました。「それと・・・」と本人が加えて言うには、自分の口臭が気になるという。ほらね。反対の左側を使って治療しました。それでほとんど楽になったのですが、面白いことがありました。2回目の施術の後には舌に現れていた異常所見も改善していたのです。私は鼻が悪いので未確認ではありますが、口臭もおそらく減じていたはずです。解剖学的な根拠を基にする現代鍼灸も私は好きですが、それだけだとこういう現象は説明不能で、古方にはまた違う面白さがあります。腰痛に対して腰に鍼をすることもあります...

探花逢源

福岡県福岡市 薬院 誠花堂院長のブログ

・毎日の診療から一部を紹介。

・「どんな時にかかったらいいか分からない」「○○が鍼灸で楽になるなんて知らなかった」という声を多く受けるので、意外でかつ身近な症状を挙げていきます。

・それなりの効果がないと紹介する意味がないので結果、有効例ばかりが並んでいます。なんでも治るわけではありません。偏りのある情報体であることをご承知ください。

・極力、エビデンスや「正しさ」みたいなものの外にある臨牀を綴っていくつもりです。

記事一覧

Copyright © 2026 探花逢源.

Powered byAmebaOwnd無料でホームページをつくろう