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2026.01.29 07:01
「Yōteiを6時間プレイできた」
『Ghost of Yōtei』というプレステのゲームがあります。それを年末に6時間もプレイできたというお慶びの声を頂きました。
2026.01.22 00:45
緑内障と小腸経
40歳以上では5人に1人が緑内障罹患者らしく、確かに眼圧が高くて悩んでいる方は多いです。『霊枢』手の太陽小腸経の病証篇には「目黄」の記載があります。そのまま素直に受け取ると、目が黄色くなる症状に対してだけ効くと解釈できますが、実際のところ、緑内障にも効くようです。黄疸症状と緑内障は別々の病気なのでそれぞれは無関係です。なので、病名横断的な視点がないと意味不明になるかとは思いますが、その壁を横断させうるのが東洋医学の知恵であり良さです。手の太陽小腸経の流注と目との関連で言えば、側頭部は重要です。手の太陽小腸経は、その支脈において目の”鋭眦”と”内眦”に至り、眼の内から外から挟み込む形になっていることに改めて気づきました。この事からも手の太陽小腸経は目との...
2026.01.15 09:08
鼻の際がかゆい
食事を摂ると、後でたまらなく鼻の中が痒くなるそうです。鼻のあなの際のあたりが相当痒くなるのだそうですが、人前ではあまりかけないところです。手の太陰肺経を調べていくと、指の節と節のあいだに正式には存在しない場所にツボがありました。ここに鍼をあててみると、鼻がスッと通ったそうなので、それで施術は終わりにしましたが、翌週にはこの症状は落ち着いていました。あまり聴かない訴えですが、こんなこともしています。
2026.01.08 09:06
肺がザリザリする
「息をすると肺がザリザリする」そうで、呼吸器科で抗生剤を処方されています。わたしが診てみると少陽病でした。胸には微かに邪気がありますが、肺ではなくもっと浅い所にあるようです。鍼がよく効く人のようで、2回ほどの治療で肺のザリザリ感がでなくなりました。結局、そのザリザリ感がおこるメカニズムは不明なままでしたが、そんなこととはお構いなしに治療ができる東洋医学はやはり面白いです。さて。いよいよ、2026年が始まり、今夜は傷寒論輪読会の日です。毎月2回、鍼灸師を対象に古典の解説をしています。私自身もここからさらに飛躍できるよう精進していく所存です。本年も宜しくお願い致します。
2025.12.25 01:00
そんじゃそこらじゃないモノ
「便秘が治るツボを教えてください」と聞かれることがあります。しかし残念ながら、ここに鍼をすれば便秘が治る等という確実なものはありません。人は確実なものを求めたがりますが、不確実なのがこの世界の現実です。特に人体においては、なおさらです。「そんじゃそこらの便秘ではない」のだそうです。西洋薬よりも漢方を頼り、それも大承気湯というかなり強い下剤も服用してきたし、針灸治療も10件以上のさまざまなところで受けてこられた。有名な先生方に散々施術をして頂いてきた。それでもだめだった。なので失礼ですが正直なところ、誠花堂でそれほどすぐに効果が出るとは期待はしてはいないし、仕方がないものなのだと思っている。でも何年かかってでも治したいのでお願いしますという。それほどの便...
2025.12.18 01:07
歯肉炎に大腸経
歯肉炎に大腸経と見栄を切ったものの、胃経でも腎経でも脾経でもどこでいいのです。その人、その時にあったつぼがあります。自分自身の話ですが、歯に少し不安があります。たまに奥歯がしみる感じがあり、歯磨きをしてもすこし痛い。歯科医師さんによれば「エナメル層が削れたり溶けたりして奥に染みる」のだそうです。そして、一度削れたものはもう戻りませんというお話にがっかりしました。ところが、こういう時に鍼をすると、この不快感が減るのです。前述のとおりどこでもいいとはいいませんが、その人に合った必要なところに鍼なりお灸をすればいい。それで、エナメル層が復活する訳ではないにせよ、歯肉の不快感は減るというのは不思議な現象です。同時に「染みる」という現象はエナメル層の問題だけでも...
2025.12.11 00:52
ないはずの神経が痛む
歯痛のため、神経を抜いて頂いたそうです。ですが「抜いたはずの歯が痛む」という。正確にいうと抜いたのは神経なのですが。とにかく歯が痛いそう。最後に蓋をかぶせないといけないそうなのですが、それも痛い。それで蓋が開いたまま放置しているそうです。緑内障が主訴で来られていた方で、眼圧が大分下がり落ち着いたということで、歯の治療をしました。目だけでなく、歯も悪い。鼻も悪いし、なんなら耳鳴りもする。顔面が不調だらけで大変です。歯の治療もして差し上げたのですが、大分良い。治療自体も5分もかかりません。まだ、ビビりながら噛んでいるようですが、その程度の治療で十分痛みが取れていく。最終的に、痛みを拾っているのは神経ではあると思いますが、取ったはずの、ないはずの神経が痛むと...
2025.12.04 00:52
ゴマ粒で電撃痛
ゴマ粒やクルミなどを噛むと、歯に電撃痛が起こる。つぶつぶを噛み砕いた時に起こる「カチン」という振動が痛いみたいですが、噛むこと自体は大丈夫。ただ、その振動が怖くて噛めない。半年ほど歯科さんで診てもらい、最終的には歯と神経を抜いた。しかし、、、、という、よくある話です。痛みは主観的なものなので、メンタル問題を疑われた。実際、メンタル面の割合が多い人はいます。ただ、メンタル面の割合が少なく、別問題であることもあります。神経はすでにないはず。それなのになぜか痛む。幻肢痛とは事故などで失くした腕や足が痛むものなのですが、それに通じるものがあります。2回位で痛みは取れてしまったのですが、こういう方は多いです。こういう時に決まって私がやるのが柳谷素霊先生の一本鍼な...
2025.11.27 03:47
段階があるということ
先日、お越しになられた方も、コロナ後遺症が潜んでいたケースでした。断定はできませんが、時期と状態からするとおそらくそうなのでしょう。思いもよらないとはこのことで、本人はまったく原因として症状と結び付けてはいませんでした。しかし、ちゃんと経緯を聴いたり、身体所見を取ったのでこういうことがいえます。咽鼻の不調と胸の重苦しさが主訴ですが、よくあるセットです。逆流性食道炎という病名が付いている人も多い。ただ、この病名が落とし穴です。陰陽虚実なんてなにも考えられていない。自己紹介する時に「私は人間です」と言うくらいに意味がない。深い部分が傷ついている場合があり、後遺症の治療は東洋医学をもってしても大変です。あとから少陽病、陽明病の治療をしてももう遅いので、もっと...
2025.11.20 03:47
コロナで陰病
2回目のコロナにかかったという鍼灸師さん。麻黄湯を飲んだり、自分で鍼をしてみたそうですが、まったく治らないという。診てみると陰病に陥っていました。生命レベルが相当に落ち込んでいる状態です。こういう人は通り一遍の風邪薬なんかでは良くなりません。葛根湯、麻黄湯などもっての外。柴胡剤も白虎加人参湯でも合いません。これらは初期に攻めていくのにはいいですが、もうこういった治療が合わないところまできています。結局、数回の施術で回復したのですが、うまくやれればこのくらいのことは鍼でできます。病には時期と位置があり、そういうことを見ないで鍼をしても効果は期待できません。逆にそういう視点で見てあげれば、すべてではないにせよ、回復させてあげられるものが多くあると思います。...
2025.11.13 07:42
胸郭出口症候群の細絡
胸郭出口症候群の男性で、鎖骨上に細絡らしき黒ズミから刺絡をしたら劇的によくなったという話です。前斜角筋と中斜角筋の間から腕神経叢と鎖骨下動脈が通る領域です。この辺に細絡を見るのはめずらしい気がします。でも、よくみていると喉元自体が全体的に薄っすらと赤黒く鬱血してみえる人は割といることに気が付きました。こういうことはMRIにもCTにも映りませんし、理学検査で突き止められるようなものではありません。
2025.11.06 03:26
人の庭にすべて足りるまで
健康が回復するまでに時間がかかる人、かからない人。その違いはなにか。よく聞かれることです。ふと思いつき、庭の手入れに例えるとわかりやすいかなと思い、書いてました。あるお庭Aは雑草がぼうぼうな上、ゴミが散乱しています。なので、雑草を抜いて要らない物を処分すれば綺麗になります。あるお庭Bは大地が枯れ活力を失い、荒廃しています。大地を耕し肥料を撒いて、お花を育てたりしないと綺麗になりません。前者Aは、雑草を抜いたりするだけで綺麗になるので、言ってしまえばすぐ終わります。時間がかかるのは後者Bの方で、種を撒いて芽が出て育つまでにはどうしたって時間がかかります。途中で枯れることもあります。治療はこれに似てます。要らないものを取り除くだけで回復する人なら、治療は簡...

探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ

・毎日の診療から一部を紹介。

・「どんな時にかかったらいいか分からない」「○○が鍼灸で楽になるなんて知らなかった」という声を多く受けるので、意外でかつ身近な症状を挙げていきます。

・それなりの効果がないと紹介する意味がないので結果、有効例ばかりが並んでいます。なんでも治るわけではありません。偏りのある情報体であることをご承知ください。

・極力、エビデンスや「正しさ」みたいなものの外にある臨牀を綴っていくつもりです。

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