急性低音障害性感音難聴3

つづきです。

突然の発症ではありますが、お話を伺っているとその数か月前から不調が続いていたようです。

そうしてばかしばかしやっている内にドカンと身体を壊してしまう。

よくあることです。


しかし、なぜその影響が耳にいくのかという必然性を説明するには不十分です。

耳は五行では腎との親和性がありますがのどや鼻に問題が生じ、そこから耳に影響する場合がありえます。主には炎症性疾患です。

または耳に入れたくない、なにかを聞きたくない思いがあったり、精神的ななんらかの負担があったりすることもあります。


前回紹介した方は、労働環境が暑すぎるという点で人体には厳しく、発汗過多が腎陰を傷つけた可能性もあります。

それらの複合系かもしれません。


感音性難聴の治療は一般にはないとされていますが、このように鍼灸ですぐに良くなってしまうものもあります。

探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ