風邪をひいたらはやく良くなるように皆さんはどうしてますか?
良かれと思って間違ったことをしている場合があります。
1,栄養をつければ早く治ると思い、よく食べる
焼き肉を食べる、しゃぶしゃぶを食べる、ハンバーグを食べる。特に肉を食べることが肝要だと思っている方々がいます。栄養ドリンクを飲むという方もいます。
栄養が不足していた時代には良かったでしょう。現代日本も貧困が問題になっていますから、飲んだ方がいい場合もあるかもしれませんが、それでも概ね現代では過食のほうが問題だと思います。
風邪の時はむしろ、少食、薄味が良いです。1.2食くらい抜いてもいいです。
犬猫はそうします。
人間も彼らにならうべきです。
『風邪の効用』の著者、野口晴哉氏は刺激物を沢山たべろといっていますがどうでしょう。いずれ自身で試してみます。
2,長風呂をして温めようとする
風邪の時はお風呂に入らない方が無難です。
これも晴哉氏は入っても構わないむしろ入れといいますし、確かにうまく利用できれば悪いことはないのですが、そのうまく利用することが困難です。
なので入らない方が無難。せいぜいシャワーくらいで済ます。入るならば髪をしっかり乾かして、湯冷めしないよう早く寝ます。
3,風邪薬を飲む
これも多いです。飲まねばおられないという不安があります。「死んでしまったらどうしよう」という考えがあるようです。
風邪くらいで人間がバタバタと死ぬなら、人類はここまで栄えていません。飲んでもいいですが、もうすこし冷静慎重であっても良いかと思います。御持病がある場合はまた個別の対応がいりますが、通常は48時間以内に解熱します。
やたらと解熱させることや、不適切な抗生剤服用のマイナス面も考慮すべきです。
医療にかかるメリットとデメリットをよく理解したうえで判断することが必要です。
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