”胸”が、ではありません、”腹”がドキドキです。
恋ではありません。腹ですから・・・。
お腹がドキドキと動悸を打つことがあります。
そして、腹ドキドキの背景にも色々あります。
漢方の生薬による腹ドキドキ分類(笑)は面白いです。茯苓、人参、竜骨牡蛎による動悸はそれぞれ違いがあります。そこに桂枝を関わったり、甘草を加えたりして複合するのが漢方です。余談ですが、わたしはそれを鍼でやっています。
さて。胸がドキドキとする病気の代表と言えば心疾患ですが、心臓とは無関係の不整脈や動悸があります。動悸や不整脈が出て苦しいから病院へ行くのですが、ついてしばらくすると収まってしまったりします。心電図や画像所見でも異常は取れないので、「気のせいでしょう」という話になりやすいようです。心臓神経症と言われたりします。
その辺のメカニズムは横田観風先生の『万病一風論の提唱』に詳しく、ご自身の闘病体験から世界一わかりやすく説いてくれています。
視点を変えると、新たな地平線が拓けるとはこのことです。
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