続きです。
けいれん性発生障害とは、声帯に異常緊張が起こるために生じると考えられており、ボトックス注射(緊張緩和させる)を打ったり、手術が行われるようです。
ただ、注目すべきはなぜ緊張が起こるのかということ。緊張はたんなる結果であって原因ではありません。ですが、緊張する原因が不明なのです。
中枢神経系の制御に問題がある場合が指摘されていますが、「ちからが抜けない」という訴えも代表的な症状の一つです。自分で自分の体のコントロールができない。
まだ一例見ただけ、という前提でですが、臨床的には食いしばりや歯ぎしりとも関連が深い、似通ったものを感じます。原因不明で決定的な治療法もないという点でも近しい。
東洋医学的には、瘀血・血虚・心神の問題がベースにある点でも同じもののようにも見えます。
”声”は、わたしが探求したいテーマ100選(多すぎる!)のひとつです。
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