3.指先の生きたツボ

指先のはなし3です。

書いているうちに思い出したことがあります。


一家揃って新型コロナに罹ってしまった時のこと。

そういえば私の場合、足の竅陰(GB44)から少し上方、中節骨のあたりに生きたツボがありました。家族には出ていません。

また、ここは本来、正穴などないところです。 

しかし、ここに鍼先を当ててみるとほとんど瞬時に咽の痛みが取れて、黄膿が劇的に減りました。毎回こうなら楽なのですが・・・。

このことは後日改めて書きます。


面白いのは、同一ウィルスであっても反応には個人差がある点です。

素体に違いがあるのだから当然と言えば当然です。

なので、くれぐれも新型コロナの治療穴と誤解しないようにしてください。


このように同一家族で同一疾患であっても、ツボの現れ方が違うことはあるという事実を知ってほしいです。

教科書的な病名治療は、初心者には参考にはなっても、あてにはできないのです。

探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ