2023.07.27 00:50お母さん座りができない今度はお母さん座りです。ちなみにお母さん座り、お姉さん座り、飛行機座り・・・・座り方にも色々と呼び方があり人によって一定しません。地域差なのか? 相違があるようです。この方が言うお母さん座りとは膝を崩さずに座る座り方の様で、要は正座のことのようです。最初から「正座ができない」と言ってもらえるとありがたいです。手の陽明大腸経に異常がありました。ストレスもかなりきついみたいなので、その辺も頷けるものがあります。
2023.07.24 23:15お姉さん座りができない。おかあさん座りはできるそうです。お姉さん座りができないという。なんのこっちゃ??と思いましたが(笑) そういう言い方があるんですね。お姉さん座りはまたの名を飛行機座りとも言うそうです。そういう座り方をすると膝裏が痛い。外側が痛いそうです。この痛みは手の太陰肺経の引き針で取れました。足の陽明胃経に痛みが浮いてきたのでその処理をして終わりです。
2023.07.20 00:05バタ足の左右差水泳をしているそうです。しかし、最近左足の蹴りが弱いという。左右差を比べてみると、たしかに左が弱い。身体を見てみると少陽病の名残があり、胸脇苦満が出ていました。手の陰経に引き針をすると左右差がなくなりました。というか、左の方が右よりも強いくらいです。***面白いのは一瞬で変わるということです。一瞬で筋力が増強するはずはありません。ありえません。しかし、出力が明らかに変わる。この現象はなんなのかを突き付けていくとリハビリのやり方だって変わってくると思います。
2023.07.18 00:53手首の痛みバレーボールでセッターをしているそうです。左の手首を背屈させると痛みが出ます。使いすぎてしまったのか、ここ数日前から急に痛みが出てきたとのこと。尺側手根屈筋の裏あたり。経穴だと手の少陰心経の霊道穴あたりです。足の少陰腎経への引き針で軽減し、足の太陽膀胱経で痛みが取れました。手の痛みが足で取れたので不思議そうな顔をしておられましたが、これくらいの事は経絡流注の知識さえあればできることなので大したことではありません。上下交差鍼です。
2023.07.15 00:45梅雨の湿疹4ある患者さん曰く、最近「お風呂上りなのに、汗がべたべたしてすごく気持ちが悪い」という。かき傷ができています。梅雨に入るまではそんなことはありませんでした。お菓子大好き、過食傾向の方なので痰湿があることは間違いありません。入浴の話になり、石鹸はどうしているのか尋ねると「ポンプ式のなにか」を使っているが中身はよく分からないとのことでした。体質的には、保湿よりは脂性肌用の石鹸がよく、液状よりは固形の方がよさそうなので確認して貰いました。やはり保湿性が高い石けんだったらしく、それを代えてもらうとお風呂上がりの気持ち悪さが大分消えたそうです。(鍼が効いたのもあるかもしれませんが)皮膚科に行けばとりあえずは外用薬を渡されると思いますが、こういう点検をすればそれで済...
2023.07.13 01:19梅雨の湿疹3梅雨に症状が悪化するアトピー患者さんについてです。脂っこいもの、甘味によっても痒みが増大する。白膩苔があり、正に痰湿の存在が伺えます。ある種の中毒といえるのでしょう。厚味のものを避けるのは有効ですが、脾胃が整うとこういった毒物もある程度は食べれるようになります。そうなるように治療を進めていくのが私のやり方です。一生制限食みたいなのはいいやり方とは思いません。また湿邪が絡んでいるのでお灸は効きます。しかし、理屈通り簡単にいかないのも湿邪の特性です。また思考の癖が関わっていることもあります。五行説では脾と思の関連を指摘していますが、これは妥当だと思います。
2023.07.11 01:16梅雨の湿疹2抗生剤によって腸内細菌の菌交代現象が起こっても湿疹はよく出るようです。その現れるラインや分布をみていると、意味を見て取ることができたりします。ある人は足の陽明胃経沿いに湿疹が出ていました。脾胃の失調が根底にある湿疹。湿気は脾胃との親和性があります。抗生剤により脾胃の気がやられていたところに湿邪に入られ発症したとも言えます。お灸がいいですが、鍼もいいです。
2023.07.08 01:09梅雨の湿疹「ダニに刺されたんじゃないか・・・?」と言っておられる方がよくいます。梅雨はダニが発生しやすい時期ではありますのでそうかもしれません。しかし、この時期は風寒の邪に破られやすい時期でもあります。暑いと思ったら寒かったり、職場ではエアコンが効きすぎていたり、夜明けに寝冷えをしてしまったり。そうして皮膚の調整機能がおかしくなってしまい、発疹やかゆみがでやすくなる。であれば、問題は風寒の邪を除くことであり、ダニ除けマットや塗り薬ではないということになります。そういう観点から鍼をしていると実際によくなります。まぁダニ刺されであったとしても、鍼をすればはやく消えると思いますが。
2023.07.06 00:37鈍さと鋭さ繊細な感性を活かして表現活動に活かしたりする人もいますが、そこに行くまでは大変です。むしろ、感性が豊かであることで逆に生きづらさを感じやすかったり、非常に疲れやすかったりもします。そういう負の面があります。光がまぶしい、音に敏感、人混みが辛い、天候や季節の変化に弱い・・・繊細がゆえにちょっとした言葉で傷ついてしまったりする。なので、ほどほどににぶい方が生きやすい。鋭さが才能であるのならば、にぶさというのもある種の才能ともいえます。わたしも一時期、過敏になりすぎて悩んだことがあります。見えないものを観よう、本質だけをとらえよう。そんな感性をさらに研ぎ澄ますようなことばかりしてきました。元々の性格か社会学を専攻していたためか。そういう傾向がありました。そこ...
2023.07.04 00:50鈍いひとご自分の身体の状態について自覚がない方は多いです。わたしがよく言う「異常」というのもごく微細な変化なので、指摘してあげるまで自覚できていないようです。また逆に本人がここが辛いという場所に「異常」が出てない事もよくあります(他の場所にあったりします)。 鋭い人は指摘してあげれば理解でます。体感の鈍い人はいくら指摘してあげてもピンと来ません。鈍いからと言って鍼が効きにくいということはなさそうです。しかし、効いてることにも実感が持ちにくい。そういう人でも実感できるくらいにまで治療を加えるとやり過ぎになると思います。
2023.06.30 23:35爪甲剥離にお灸親指の内側の爪が剥がれています。経絡でいえば、足の厥陰肝経のあたりです。自宅で毎日、大敦穴にお灸をしてもらいました。2週間後。剥がれた部分が狭くなってきているのが確認できました。「悪い処にお灸をする」という素朴で原始的なやり方ですが、充分な効果がでます。鍼灸は道具として手段として、非常に優れています。マッサージもやりようではあると思いますが、なかなかこうはいかない。