夏の病は冬に治す

そういう格言が中国にはあるそうです。

夏の病とはなんでしょうか。

いろいろありますが夏に悪化する病と思っていいです。

熱に弱い体質も含めていいです。


そういう人は夏はもう、なんとか凌ぎ切るほかない。

そういう人は秋冬の間が勝負です。


冬の間にこのような過ごし方をしていてはいけません。

・冬の間に暖房の効いた部屋でゴロゴロぬくぬくして過ごす。

・さらには味の濃い物、脂っこい物などを沢山食べて過ごす。


こういう事をしていると夏に不調が爆発します。

こういう事をしていると夏の不調はより強化されていきます。

こういう体質や病を克服したいなら、これらの行動パターンを修正する必要があります。

どうすればいいのか??


簡単です。

その逆をやればいい。


寒くても積極的に外に出る。

というか寒いからこそ外へ出ましょう。

寒さから体を守るのではなく、寒さに負けない身体を作る気持ちで立ち向かう。精神論?そうです。気合は大切です。


窓を全開にしてお部屋を小まめに掃除しましょう。

それくらいの運動量が現代人には合いやすい。

マラソンなんかしてはいけない。

汗は夏に流すのは”順”であり、冬に流すのは”逆”です。あえて逆法を使う手もありますが、それは正攻法ではない。物事には順逆があるのですが、それを知らぬ人は良かれと思ってわざわざ病気になりにいっている。


2000年前も令和でもさして変わりません。

人類はほとんど無知なままです。


できる範囲で構いません。

あなたが風邪を引いて持病をこじらせない保証はしてあげられないので、自己責任の範囲内で努力してください。ここら辺の正否や加減については文面だけでは無理です。

ただ方向性を知っておくだけでも意味があると信じるので述べています。

探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ