腱板断裂というが

左肩が挙がらないそうです。

五十肩と思い整形外科へ行ったところ、腱板の部分断裂とのこと。

ペインフルアーク陽性。肩の外転・外旋ができません。


触診してみると棘上筋、三角筋には異常な緊張と圧痛があります。

そのまま刺鍼してみたもののその日は効果がありませんでした。


もうすこし見直してみたところ、手の太陽小腸経の方が問題でした。小腸兪を押してみるとこたえるものがある。小腸経の治療と火鍼を使いました。


全然、腱板と関係がない場所です。

しかし、これで腕が挙がるようになったという事実が面白いです。

腱板断裂はMRI的には存在はするものの、肩が挙がらない理由ではなかったということになります。


病名に引きづられて治療をしてはいけない。

改めていい教訓になりました。

探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ