2023.09.30 00:55冷えたてホヤホヤの不調あ、蚊が飛んでいます。。。なんだか暑いのか寒いのか分かりませんね。季節外れの風鈴もそろそろしまわなくては。急性の腰痛や首痛、肩が痛い、膝が痛い、、、様々な疼痛が増えています。または肩こりが酷い、だるい。なんせ寝冷えをしやすい時期です。寝る前は暑いから。その反応は身体にも表れています。影響が大きい場合は不調として現れ、痛みや気怠さなどとして感じられます。影響が小さい場合は、不調としては感じません。しかし身体にはしっかり影響が現れていて、その微細な反応点はツボとして使用できます。
2023.08.05 00:25風邪の変形3か月前から腕がずきずき痛い&しびれるそうです。心肺に熱があります。特にきっかけはなかったそうですが、問診をしてみると意外な問題がありました。発症前に風邪を繰り返したことが分かりました。風邪の変形で関節痛や筋肉の痛みをおこすことはよくあります。これを腕の痛みとして治療しても構いませんが、それよりは風邪の後処理をしたほうがより良いと思います。その処理の仕方は傷寒論をみるとたくさん書いてあります。
2023.06.03 00:34ワクチン接種後に肩痛いよくある問合せです。徒手検査をしたあと、経絡的な問題を調べると肺経、大腸経の深層に問題がありました。散鍼すると大分動きがいいそうです。寒湿痺の様相もあるので火鍼を使うとなお良いという。これだけで可動域も大分改善しました。
2023.05.18 00:35後から考えたら更に言えば、この臨牀において、心経で足三里が緩む意味も説明不能です。腕と足ですから、解剖学的に繋がりはありません。経絡という気の流れが人体を12本流れているのですが、その繋がりをもってしても説明がつきません。でも1.2本針をしたら異常がなくなりました。わたしは触診して気づいた反応をベースに治療をするので、このように後から理屈を考えることがよくあります。そこから古典を開くと「なるほど」と思う事もあります。でもこれってこじ付けですね。今の医学の常識はこの逆になっています。治療として人体に介入するならば、ちゃんとした理屈や理論、科学的な根拠がなくてはならない。そういった考えが支配的です。私もその理屈は理解できます。正しい気はします。でも。。。。理が先になると...
2023.05.16 00:30肩に効く意味がわからない肩が挙がらないそうです。ご自分で動かしても痛いですが、わたしが動かしても痛い。日に日に痛みが増してきている。こういう場合は関節包に炎症があることもあり嫌な感じです。棘下筋や小円筋、三角筋前部にダメージが目立ちます。それが腎経の刺針でめっちゃ緩みました。経絡の走行では肺経・大腸経、小腸経・心経に当たる場所に問題が現れていたといえます。肺経・大腸経とは腎経とは、子午関係として。少陰繋がりで腎経が心経に。。。ですが、肩甲骨に効く意味が分からない。太陽小腸経/膀胱経に対して少陰腎経は表裏関係にあるので、効くとはいえそうですが、こういうことを言いだすとなんでもあり。なんとでも言えるんですよね。数多くの理屈の中から、どの組み合わせが最適なのかを割り出すのは容易では...
2023.05.11 12:41ゴルフ肘ゴルフ肘です。トレーニング中に痛めてしまったそうです。外側上顆に確かに異常がありました。足の太陰脾経に引き針をすると動きがよくなりました。足の太陰脾経と手の少陽三焦経で子午関係にあります。
2023.05.06 00:25健康保健のための刺絡刺絡には、健康保健のための刺絡という面でも活用があります。そのことをわたしは工藤訓正先生の著書から学びました。工藤先生の著書は西洋医学的な側面から刺絡の効能を説明してくれている点で新鮮です。 「万人に」というのであれば適量を考えないといけないと思います。要約するとこのように説明することができます。瘀血による問題は、脳の循環障害は脳ばかりでなく、全身の各種機能に影響を及ぼす。それを解消するためには刺絡により首肩こりを取ること、皮膚および末端部位における末梢血管障害を排除、または改善すること。月に1回以上の治療を継続することで疾病予防、健康管理に貢献できるとしています。 1,心臓の負担の軽減 2,血液の...
2023.05.02 00:29肩の治療で腰が楽腰が抜けそうになるそうな。筋筋膜性腰痛症といった様相です。少陽経の腰痛でした。針をしていくと、腰の不快感が減っていきました。ついでながら肩もチェックすると、実は肩がずっと挙がらないという。他で鍼灸も整体も色々やったけど、よくならないのでもうあきらめている。それでわたしにも言わなかったそうです。でも挙がっちゃいました。言ってくださいよ。肩が挙がるようになると、腰はもっとよくなりました。わたしが気づくべきでしたね。
2023.03.14 00:15五十肩もどき肩が痛く、腕を外側に挙げられません。挙げようとするとすごく痛い。外旋も無理です。「五十肩になった」と言ってお越しになりました。肩というよりも骨格的な問題があります。斜角筋の異常緊張が強すぎて、鎖骨の位置にも問題を生じさせています。井穴刺絡をすると腕が挙がるようになりました。真正の五十肩であれば、こんな簡単に腕が挙がったりはしません。
2023.03.11 00:45アロンジェができないアロンジェとはバレエ用語です。患者さん曰く、腕が思う様に動かないとのこと。どこをどう動かしても痛みが出てしまう。見てみると首、肩、肩甲骨、背中。上腕、前腕、、、どこも悪くありませんでした。もう少し見ていると足の少陰腎経と足の陽明胃経の変動だと分かりました。腕とまったく関係がなさそうなところです。ところが、それで嘘みたいに動きが滑らかになったので、とても喜ばれました。解剖学的な知識は大事ですが、それだけでは回復までにかなりの遠回りをしていたはずです。
2023.03.07 01:10肩に手が届かない右手で反対側の肩を触れますか?痛くて触れないという人がいます。棘下筋症候群です。左手で試してもいいです。こういうときにストレッチをしたり、揉んだりして棘下筋に徒手療法がなされていますが、鍼の方が早いです。局所の刺鍼で逆則の肩が触れるようになりました。多分1分もかかっていません。