新型コロナ後遺症3.よく見かける

新型コロナ後遺症の方は、心胸部に邪気が残っている人が多いようです。

六経でいえば少陽病として残っている。

かつ、水毒や虚がある場合は、回復が遅い。水毒の性質は”寒”と親和性が高く、寒があると熱量が上がってきません。そのため治りが悪い。

少陽病の熱は表から裏にいってみたり、ふらふらとして定まらないというのは本当にその通りです。また、外気の変化や気分の変化による影響を受けやすく、変化しやすいです。

一方で、ある一方向には動かない。

そういう事を書いてある本を見たことはありませんが、実際ではそうなっているのを見かけます。

動かない方向には大抵、なにか問題があります。