筋出力がでない原因

筋出力がでない場合、その原因は脳からの出力だけが原因とは言えません。

皮膚・真皮・筋などの軟部組織の瘢痕・癒着などにより物理的に動きが制限されることはよくありますが、おそらく見逃されています。手術の有無に限らず線維化が起こることがあるのだろうとしか言えませんが、どういうわけか負傷箇所以外にもこうした癒着は起こりえます。そして、こういうところが筋出力低下の物理的な制限となっていることがあります。つまり、”脳神経系の信号”うんぬんではなく、物理的な障害によって筋出力が低下しているケースです。

だから学習では解決はしにくい。むしろ、単純に物療で攻めて良いのですがマッサージや運動だけでは時間がかかりすぎます。やり方にもよりますが、うまくやればたぶん針の方が速い。”痛さ”に関しても鍼の方が軽いと思います。

鍼の作用には色々ありますが、ひとつに微小な傷を創ることによって血行と回復が促進します。傷を治そうとする時に血液が大量に集まるという理屈です。

「鍼による微小な傷」というのは想像しにくい所かもしれませんが、日本の鍼の太さは概ね0.2㎜程度がほとんどなのであまり怖がることはありません。猫に引っかかれた傷の方が大きくて深いし、猫に引っかかれても筋出力はたぶん上がらないと思います。上がるのなら誠花堂に猫部隊を創設して猫ひっかき療法を考えてみてもいい、、、か、可愛すぎる。

0.2mm程度の鍼でも正しく使えばめちゃくちゃ効きます。

探花逢源

福岡県福岡市 薬院 誠花堂院長のブログ