前十字靱帯断裂などの術後の問題として、ひとつに筋力低下があります。可動域の問題がクリアできたとしても競技に戻るためには段階があり、一定の筋力が戻らなければ先に進みません。関節の固定期間中に筋力は衰えますから、リハビリで鍛えなくてはならない訳ですが、面白いことがあります。
普通、筋力とは少しづつ強化されていくもののように思えますが、鍼をすると「一瞬で」筋力が上がることがよくあります。動画に撮ってアップしたら面白いんじゃないかとは思うのですが、、、まるでドーピング?仙豆?と思うくらい、とにかく一瞬で変わります。
物理的に考えてみると、筋肉量は一瞬では増えるわけがありません。鍼をしたら、いきなりスーパーサイヤ人2みたいに筋肉が膨れ上がるなんてことはありえません。それでも事実として一瞬で力の入り方が変わります。
この現象は一体なんなのだろうか。ながらく疑問でした。
これは筋力と筋出力を分ける必要があって、鍼で一瞬で向上するのは筋出力の方です。ある筋力のポテンシャルが「100」あるとして、その内の「60」くらいしか出力できない状態。
筋出力を上げるには普通、脳神経系からの信号の強化するというのが理屈らしいく、主にはトレーニングによって神経の再教育みたいなことをする。つまり時間がかかります。
しかし、それを鍼は一瞬で解いてしまう。というと、既存の説明ではなにか不足があるということになります。
それがなんなのかというと、気の不足・気の滞りといった視点の欠如としか言いようがないのですが、それは触診で把握できます。
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