「おしっこの出がいい人=集中力がある」とはなりませんが、東洋医学における”腎”の概念を通じては、一部、重なり合う部分があります。
腎臓が悪い家系なのだそうです。
主訴は下半身のだるさ、寝起きの悪いさ、集中力が続かないこと。こういった不調が慢性的にあるそうです。どれも生活に支障が出るほどではないにせよ、元気に生活できているとはいいがたい。
確かにお身体を拝見させて頂くと、腰の周りが黒ずんだ色をしていました。逆に白抜けしているのもよくないのですが。施術を続けていくと徐々に、一回当たりの尿量が増え、下半身の怠さが消えました。
腎臓系の機能が回復してきた兆しです。実際、その後で検査数値も改善していました。全身的な怠さが薄れていき、お酒もあまり要らなくなってきた。集中力はたまに落ちる事はあっても、全体的には改善してきた。
そのような中で面白いことがおきました。
汗かきが治ってきたとのことです。
長年、汗をかきやすい体質らしく、ちょっと動いただけなのに、ひとりだけ滝に打たれたかのような大汗をかいてしまう。こういう症状を鍼灸漢方では”自汗”といいます。自汗がある人はとても疲れやすくなります。そのため集中力も落ちがちなのですが、共通するのは”腎”の問題です。
腎が悪いと足腰はのだるく、寝起きは悪く、集中力が続きません。腎は志を主るともいい、根気に関わります。
腎が回復し利水作用が効いてくることによって、これらが解消していった。つまりこれらの症状の根っこの部分にあった問題であったということができます。
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