緑内障と小腸経

40歳以上では5人に1人が緑内障罹患者らしく、確かに眼圧が高くて悩んでいる方は多いです。


『霊枢』手の太陽小腸経の病証篇には「目黄」の記載があります。

そのまま素直に受け取ると、目が黄色くなる症状に対してだけ効くと解釈できますが、実際のところ、緑内障にも効くようです。

黄疸症状と緑内障は別々の病気なのでそれぞれは無関係です。なので、病名横断的な視点がないと意味不明になるかとは思いますが、その壁を横断させうるのが東洋医学の知恵であり良さです。


手の太陽小腸経の流注と目との関連で言えば、側頭部は重要です。

手の太陽小腸経は、その支脈において目の”鋭眦”と”内眦”に至り、眼の内から外から挟み込む形になっていることに改めて気づきました。この事からも手の太陽小腸経は目との関連が深い。

しかし、このことは学校で学ぶ経絡図や『十四経発揮』を見ているだけでは絶対に気づきません。勉強会では、今後あらためて経絡の講義をしていこうと考えています。


探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ