手の少陰心経の是動病

「ぎっくり腰をやりそうで」と言い来院されました。

靴下を履こうとすると怖いらしい。


前屈してもらうと「前屈はできるんすよ~」と言い、確かに床に手がつくほどですが、腰椎に障害があるのが見てとれます。


東洋医学的には風寒の邪に傷られており、経絡的には手の少陰心経の是動病でした。(条文にはありませんが)

そこに鍼をすると腰の不安が取れましたので成功です。

腰には指一本も触れていません。5分ほどの治療で終わりです。

これが東洋医学の面白いところです。


探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ