ワクチン接種後の事象について

新型コロナワクチン接種後の反応について、こんな図が公表されています。

厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会からの引用です。この図は厚生労働省のHPで知りました。

この図はワクチン接種によって起こる事象を図示したものです。

上から「接種による効果」「接種による副反応」「接種と因果関係のない偶発的な事象」と並んでいます。


「接種による副反応」「接種と因果関係のない偶発的な事象」をよくみて頂きたいのですが、このように書かれています。

「接種による副反応」

例)アナフィラキシーを起こした。接種部位が赤く腫れあがった。

これは想定されている副反応です。


「接種と因果関係のない偶発的な事象」

例)接取翌日に歩行中、自転車と接触しけがをした。

・接取翌日に料理中に、包丁で指を切った。

これはワクチン接種とはかかわりのなさそうな事象です。


問題は黄色い楕円で囲まれた部分です。

ここにはこうかかれてあります。

「偶発的か因果関係があるかが分からない事例や、直ちに判断できない事例」

例)接取翌日に発熱した。

・ワクチン接種翌日に久病になった。
・ワクチン接種日の夜に持病が悪化し、死亡した。


こういった事象は確認されニュースでも話題になりました。しかし、はっきりとした因果関係が証明することが難しい。寝たきりになっている人、仕事ができない状態になってしまった人。様々な方がおられるのを見聞きしています。


こういったワクチン接種後の不調で来院される方が結構多くおられます。

「腕が痛くなった」といった軽いものはともかく、問題は寝たきりに近い状態になってしまった人たちがいることです。会社に行けない。学校に行けない。


「なんて馬鹿なことをしてしまったのだ」

そう嘆く人を何人も見ました。

同調圧力によって追い込まれた人もいましたから、本当に狂気の3年だったなと感じます。当時はそれが最善だと思って行った結果ですから仕方がなかったとも思いますがいたたまれません。感染後の後遺症で大いに苦しむ人もいますし、ワクチン後遺症で苦しむ人も大勢いると思われます。果たしてどちらが良かったのか。


身体に現れている反応を読むと、ワクチン後遺症と新型コロナ後遺症とは、不調の現れ方がそう変わらない気がします。同じような形で後遺症が出ています。ただ、とんでもない後遺症を負ってしまった方達はワクチン後遺症にいた印象があります。




探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ