刺絡をする時に「ここが痛む」と場所を教えてくれる人がいます。
ここだここだと一生懸命に教えてくださる。
わたしを助けてくれているんだと思うと、親切に応えてそこからやってあげたくなる。
しかし実際に刺絡をしてみると対して黒い血もでず効果もそこそこ。微妙でした。
患者さんが辛いと思う所から刺絡したところで効果がでるとはいえません。
次回。
患者さんの訴えは無視して、手の感覚を使って病所を探してみると、患者さんが「ここ」と訴える所から少し離れたところにそれはありました。
そこから刺絡をしていると、それはもうどす黒い血がたくさん出ました。あたりです。
感覚や勘は否定されがちですが、それを信じてやるのも間違いではないという話です。
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