前回の続きです。
結局、その坊やの状態はほとんど陽明病でしたので、陽明病の治療をすると熱が出ることがなくなっていきました。
解熱剤を使わなくても。というか解熱剤で対処できない不明熱に対してこれだけ対処できるのだから、針治療は医療経済的にも最も効率のいい治療法なのでは?という気がします。陰陽虚実を間違えなければ副作用なんてありませんし。
なぜなら鍼は物質としてはステンレス製の針金みたいなもので錠剤の様に石油を使う訳ではありません。一人あたりに使用する鍼の数などたかがしれているので大したコストにもなりません。毎回100本以上使うという鍼灸師も世の中にはいるので絶対ではありませんが。。
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