眼精疲労

小児雀目。夜盲症について勉強会で学びました。

先天性と後天性のものがあり、先天性は腎虚に脾虚が。後天性は肝虚に脾虚が加わると発症しやすいという。

ビタミンAが不足がちな時代には多くみられた病気だそうですが、現代では見られなくなった。

しかし、眼精疲労や各種の眼病に応用できます。


目の不調は目に原因があると考えるのではなく、腎精・肝血といった臓腑の状態に由来すると考えます。実際に腎経や肝経からうまく補法をするとその場で目が明るくなったりします。他の経絡ではだめということはまったくありません。

顔面のまわりに鍼をしても眼精疲労は緩和しますが、それだけではないところが鍼灸の良い所です。

探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ