”ヤバいやつら”が降りていく

足に鍼をしていた時のことです。

その患者さんがそうおっしゃいました。

おもしろい表現です。


その”ヤバいやつら”は体内の奥深くに隠れて、潜伏していたかのようだと言いました。

鍼を操作していると”ヤバいやつら”が膝の方に降りてきました。

鍼をしているわたしには、膝でなにかが渋滞をおこしているように感じられます。

”ヤバいやつら”が集まってきたようです。


そのまま私は膝付近に集まる”ヤバいやつら”の交通整理を行いながら、少しづつ体外に退去させていきます。

そうすると頭が冴えて、目も軽くなってきたそうです。


鍼の世界とはこのようなものです。。などというつもりはありませんが、こういう面があります。不思議な感覚ですね。


いちいち、”ヤバいやつら”では会話に困るので、専門的にはこれを邪気という名で呼んでいます。

(邪気と呼ぶのも色々問題はありますが)

探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ