眉間や首に力が入っていることに気づけたらしめたものと前回書きました。
それを抜くといいのですが、そもそもどうして眉間や首にちからが入ってしまうのかというと、精神的な緊張でなることは多いです。眉間の場合は特に顕著です。
首に関しては姿勢の問題が大きいようです。
酷いと首で全身のバランスを取っているような人がいます。
誠花堂で鍼を受けている方はだんだん姿勢が良くなっていきますが、そうなると上部構造の無駄なちからが要らなくなるので、首肩が凝りにくくなります。
首が凝りにくくなるというのが重要です。
頭を循環した血液は下に降っていくものですが、首のこりが酷い人はどうもそれがうまくいっていないようです。そうして頭が鬱血します。
それが慢性化すると細絡といって、微小な毛細血管が首や肩の周りに現れたりします。
顔面や頭部の血行障害ですから、ありとあらゆる不調が起こりえます。
もちろん目の不調もですし、黄斑変性症なども首肩の状態をよく見る必要があります。新生血管などはほとんど細絡なのではないかと思います。
そういった細絡がある場合は刺絡が有効です。
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