日既暮而猶煙霞絢爛 歳将晩而更橙橘芳聲
遥か遠く。地平線の向こうに太陽は沈みゆく。
寸前、最も赤く美しく輝いています。
年は暮れても柑橘の香りは失われることなく、ことさらに芳しい。
・・・そんな言葉です。
なんと味わい深いことか。
晩年になってこそ人は輝きを放つことができるし、ハツラツと生きることができる。
(本当は「そうなるように気合を入れなさいよ」という激励文であり、続きがあるのですがそこはカットしました^^;)
わたしが好きな川瀬敏郎さんのお花に通じる精神を見る気がします。
キラキラしていないのが誠花堂の良い所でありまして、共感できるものがあります。
来年もまたくすんだ色のまま(笑)、皆様をお迎えできたらと思います。
本年もありがとうございました。
良いお年をお迎えください
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日、すでに暮れて、なお烟霞絢爛(えんかけんれん)たり。
歳、まさに晩れんとして、しかもさらに橙橘芳馨(とうきほうけい)たり。
菜根譚にある言葉です。
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