コントロールできない

人はあたまで考えて生きている訳ではありません。 


「汗をかけ」と言われてもかけません。

「汗を止めよう」と思っても、念じても、願っても止められません。


「腹が減ろう」とは考えないはずです。

「温まろう」と思って温まれるなら冷え症で悩みません。

「なんでこんな時に」という場面でトイレに行きたくなったりしますし、ドキドキするのを抑えることもできません。


コントロールできなそうで、実はできるというものもあります。

例えば恐怖です。普通は恐怖を抑え込むことは難しいです。

というより、抑え込めば倍になって帰ってきます。


なので、あえて恐怖を受け入れるというテクニックがあります。

恐れの底を直視する必要がありますので、とても大変ですし具合が悪くなります。

ですが、それが恐怖を手放すことにつながります。

これはひとつの方法です。

不安障害が強かったり、重症の場合は専門家の指導の下で行う方が安全です。

探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ