靴下が履けない

主訴:腰痛

物を拾う、靴下をはく動きができない。

前屈ができない。

とはいえ、それほどひどい腰痛ではありません。


胸脇部に邪気があり、手の太陰肺経に引き針。

列欠(LU7)のあたりだったか。それだけです。


息が深くなり、腰が軽くなるのを感じたそうです。

起きてもらい、腰を動かしてもらうと前屈ができました。

やったぜ!

1分で終わりです。

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前腕と腰との間には、解剖学的な繋がりはないので説明不能です。

「手の太陰肺経は足の太陽膀胱経と子午関係にあるから効くのだ」とは言えそうですが、果たしてどうか。そんな理屈を考えてやっている訳ではありません。


人体小宇宙というカオスを、カオスのまま捉える。

わたしはそういう方を好みますし得意です。

探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ