健康が回復するまでに時間がかかる人、かからない人。その違いはなにか。
よく聞かれることです。ふと思いつき、庭の手入れに例えるとわかりやすいかなと思い、書いてました。
あるお庭Aは雑草がぼうぼうな上、ゴミが散乱しています。なので、雑草を抜いて要らない物を処分すれば綺麗になります。
あるお庭Bは大地が枯れ活力を失い、荒廃しています。大地を耕し肥料を撒いて、お花を育てたりしないと綺麗になりません。
前者Aは、雑草を抜いたりするだけで綺麗になるので、言ってしまえばすぐ終わります。時間がかかるのは後者Bの方で、種を撒いて芽が出て育つまでにはどうしたって時間がかかります。途中で枯れることもあります。
治療はこれに似てます。
要らないものを取り除くだけで回復する人なら、治療は簡単です。しかし、荒れ果てた”生命”という大地に鍬を入れ、気血を活性化し、養い、大きく育てていかねば始まらないような人は大変です。同じ病名だとしても、訳が違います。
このAB混合型もあります。慢性疾患は、BまたはAB混合が不通です。
さらに言えば、大地が荒廃した上、地中に封印された龍みたいなやつが眠っている、、、みたいなこともあります。掘り起こそうとするとそれが暴れる。こういう時はバランスが難しく、鍼灸師の資格があれば誰にでもできるなんてもモノではありません。
それこそ前回、話題として取り上げたように「〇〇に効くツボ」なんて知識はまったく役に立たない領域です。私も四苦八苦しながらやっている。
色んな言い方ができますが、大まかなイメージで話すとそんなところです。
どうでしょうか。少しイメージしやすくなりませんか。
以上です。
書きながらつい、平沢進さんの「庭師KING」を口ずさんでいた事に気づき、それで「人の庭にすべて足りるまで」の一句をお借りしてしまいました。そもそもこのインスピレーションは、過去に平沢さんによって仕掛けられた時限爆弾が今炸裂しただけなのかもしれません。”人体の空”を調和させ、溌刺とした”風を吹かせる”鍼。そんな鍼が打ちたい。
12月の婦人画報さんで平沢さんの特集があるそうです。期せずしてタイムリーな話題になりました。かっこ良すぎるぜ平沢さん。この企画を実現した婦人画報さんも凄いです。
”祝祭のスイーツ”も気になる。
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