探花逢源について

「たんかほうげん」と読みます。私の造語です。


このブログの紹介です。

発行者は誠花堂 鍼灸院院長の河原燈観です。

より本質的なもの(花)に出会いたい、その領域に近づきたいという願いからこのタイトルをつけました。

「忘花」が理想ですが、私のレベルではまだ「探」くらいが妥当なので、謹んで探花です。なんのこっちゃですね。


花には色があります。形があります。香りがあります。

それは人を惹きつける有用なる側面です。

しかし、それらはすべて朽ち果てていくものです。

そういったものが消え去ってもなお残るものがあるとすれば、それは色も形も匂いもなく、咲くことも枯れることもない花。


花というのは喩えであって、実際の花ではありません。

究極の境地、本質、永遠とでもいうほかないものです。それを花という言葉に託しています。

仮初の花ではなく、誠の花を咲かせたいわけです。


「誠の花」とは、世阿弥の風姿花伝にある言葉で東洋医学とは関連がありません。ですが、わたし個人が追及している世界と感覚においては、しっくりくるのでお借りしています。

探花逢源とはつまりその別名です。

探花逢源

福岡県福岡市 誠花堂院長のブログ